エッセイ

【老後の備え】人生100年時代。アラフォーの今から始める超長期戦略とは

人生100年時代。新たな時代への幕開け

時は人生100年時代。

偉大な先人たちが築き上げた多大な功績のおかげもあり、医学や科学が進歩し、いまだかつてない寿命を与えられている私たち人間。

高齢化が問題だと最初に耳にしたのは、私が学生の頃だったと記憶しています。当時は若かったため自分ごととしては捉えておらず、どこか人ごとというか、「ふーん、そうなんだ」くらいの認識でした。

アラフォーになった現在、同じくアラフォーの夫と老後の話をよくするようになってきました。

とはいえ、「退職したら〇〇したいね~」くらいの軽いノリですけど、遠い未来の話ではないと実感しています。

退職したら好きなときに好きなことをするー

旅行に行って、おいしいものを食べて、お昼寝して、たまに遊びに来る孫の来訪を心待ちにしたり、畑で野菜なんか作ってみたりして・・・

時間に縛られていた会社員時代では休日しかできなかったことが毎日できる!

ビバ!自由な時間q(≧▽≦q)♪

私たちの親や祖父母世代を見て、漠然とそんなレールを想像していましたが、どうやらこれからの時代、様相が変わっていきそうな予感がします。

「今までは当たり前とされていた、悠々自適な隠居生活とはいかないだろう。」

老後を思うと、ためいきとともに不安が先立つ。

今はフツーに生活できていても今後どうなるかはわかりません。

終身雇用制度が音を立てて崩れていくのが聞こえ、年々上がる物価や増税地獄、なのに給料は上がらずのこの状態に明るい未来予想図なんて描けない。

働けど働けどわが暮らし楽にナラズ・・・(#`-_ゝ-)

我が家には未就学児の幼子がいます。これから教育費がかかるし、わたし、筆者つばめは現在アラフォーなので、子どもが成人するころにはすぐに老後です。

つまり教育費と老後資金をダブルで貯めていかなければならないというハードモードゲーム突入中なのです(>人<;)

「60歳定年」はもはや「強制FIRE」!?

以前、物議をかもした「老後2000万円問題」に端を発し、年金だけでは今後生活が立ちゆかなくなるのでは・・・と不安に思った方は多いと思います。

そのころからでしょうか。わたしも老後に対する危機感を感じ始め、「どうにかしなきゃ・・・」とあれこれ思案してきました。

いろんな本や動画を見て対策や備えを考えてはいますが、まだまだ「これでカンペキ!」とは言えません。

光陰矢のごとし。うかうかしてたらあっという間に時間は過ぎてしまいます。

さらに追い打ちをかけるかのように、Twitterを眺めていて思うのが、

「なんだか皆さんなんだかんだお金をもってらっしゃる・・・ˋ( ° ▽、° ) 」ということ。

若くても投資をさらっと日常の中に溶け込ませていたり、本業でも副業でも結果を出していたりなど、マネーリテラシーの高さがうかがい知れるツイートをよく見かけます。

そういう方たちの存在が目立つのかもしれないですが、Twitterにはフツーにゴロゴロいるように感じます。

自分のリアルな周りとはあまりにも違う世界に衝撃を受け、より一層「ヤバいよヤバいよΣ(っ °Д °;)っ」という気持ちが募っていく。

老後2000万円問題とは無縁そうな方たちを見て、ふと思いました。

「60歳定年で「稼ぐ」という収入の柱を失った生活を送るのってもはや強制FIREなのでは?」と。

人生100年時代。いつ天国からのお迎えがくるのかわからない中、仮に100歳まで生きられたとしても60歳からは40年あります。

これまで会社に依存して「稼ぐ」力を重視し、お金の使い方や投資の勉強をおろそかにしてきていた場合、その「強制FIRE」の先に待つ生活はハッピーエンドな最期につながるのだろうか?

たとえたくさんお金の入っている預金通帳でも、毎年減っていくのを見るのは心の負担になりそうですよね。

となると、慎ましい生活をせざるを得なく、本当にやりたいことがお金の心配のせいで出来なくなる。

60歳でさらに老後の心配をしなきゃいけないなんてブラックジョークもいいとこ=_=

ですが、今のままの生活を送っていてはそうなる可能性もなくはないのが怖い。

会社の力に庇護され、安定をある程度約束されている安心感は、定年後には無効化してしまう。

今まで積み上げた実績やスキルは定年で一旦リセット。会社員で働くってそういうことですよね。

そう考えると会社員だけで働くことにリスクを感じるようになってきました。

定年してからでも新しい事を始めることはもちろんできるけど、相当な気力・体力が必要不可欠であることは想像に難くないです。

セカンドキャリアのためにアラフォーの今から始める「稼ぐ力」の強化

わたしは今まで会社勤め以外の選択肢でお金を稼ぐということを知らずに生きてきました。

これといった特技なんてない自分には会社勤め以外の選択肢なんかないと思っていましたし、会社以外で収入を得ることなんて非現実的だとも思い、やりたいことはあっても頭から除外していました。

「仕事以外の私生活で楽しみを見つければそれでいいや。」

家族のため、生活のためと割り切り、やりたくもない仕事をただひたすらこなす毎日。

休日になるのを首を長くしながら待ち、日曜日の夜になり明日からの仕事のことを考えるとユウウツになる-。

そんな生活がこの先もずっと続くのかと思うとゾッとしました。

そんな時、「副業」という稼ぎ方があることを知ったんです。

本業のかたわら、いろんな職種で収入を得ることができる働き方にとても魅力を感じました。

特にブログ、webライター、動画編集、ハンドメイド、プログラミング、せどりなど、自宅でネットを使ったビジネスがあることを知り、とてもワクワクしました。

「好きな時間に好きな事で収入を得られるかもしれない!」

副業という働き方はわたしに、仕事に対して消えかけていた情熱ややりがいを思い出させてくれました。

「仕事とは生活のために我慢して働くモノ。」

いろんな経験をしてきた中で、いつの間にかそんな価値観を持ってしまっていました。

やってみたいことはたくさんある。だけどなにもかもが未知の世界で、今の仕事をなげうってでもやりたいことに注力できるほどのリスクは取れない。

だからこそ副業が最適だと思いました。

「副業」という響きは簡単に稼げるようなイメージだけど、立派なビジネス。

本業として生計を立てている人がいる以上、その人たちと横並びになり、価値を提供しなければならないというハンデはありますが、挑戦してみたい。

今の自分にはビジネス知識もスキルも価値を提供できるような強みもない。

なので学びながら小さくコツコツ始めていこうと思っています。

短期間で起業や大金を稼ぐなど大それたことを目標にせず、まずは自分の出来る範囲から少しずつ。

正直、未知の世界に対しての怖さや失敗を恐れている部分もまだまだあります。

わたしは石橋をこれでもかというほど叩いて渡るタイプなので(笑)

自分らしく慎重に、でも確実に進んでいきたいと思います!

雨垂れ石を穿つ

「雨垂れ石を穿つ」ということわざがあります。

どんなに小さな力でも、根気よく続けていればいつか成果が得られるということのたとえです。

本業に加え、家事に育児に毎日がとても慌ただしくあっという間です。一日の中で副業や勉強に割ける時間はとても少ないです。

1日、1週間、1ヶ月、1年続けただけでは微々たる力かもしれない。

だけど「定年まであと20年ある」と考えるとものすごい力です。

継続20年のベテラン。権威性もありそうですね!

わたしはセカンドキャリアの土台をこれから作っていきます。

自分のやりたいことなので老後のために今を犠牲にしているわけではない。

たからこそ副業は楽しみながらやりたいです。

継続に必要なことは「楽しむこと」だと思うので(´▽`ʃ♡ƪ)

「自分」という商品に長期投資する

人生100年時代。とてつもなく遠く永い年月です。

食べていくための強制労働ではなく、自分の力で世の中に貢献したいという自己実現欲求を満たしたい。

そしてスキルと経験を武器に、「60歳定年」じゃなく「生涯現役」でいたい。

自己成長を楽しみ、どんどんレベルを積み重ねていく今この瞬間を楽しみたい。

わたしは「自分」という商品の可能性を信じ、長期投資することに決めました

老後のためにただただ現金を貯めるという選択肢をやめ、投資や生涯稼げるスキルを磨き、お金の心配なくやりたいことを謳歌する。

これがアラフォーであるわたし、筆者つばめの「老後の備え超長期戦略」。

20年後の答え合わせが楽しみです(❁´◡`❁)

  • この記事を書いた人

つばめ

生きづらさを抱える豆腐メンタルのアラフォー主婦。夫・わたし・小1長女の3人暮らし。「思い込みの力によって人は変われるのか?」実践中。自分育てと子育ての両立が目標。いま、ワクワクする夢中なことをゆる~く発信。

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